【8月21日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2023)は20日、女子シングルス決勝が行われ、大会第7シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が6-3、6-4でカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)を下し、優勝を果たした。

 ガウフにとっては初のWTA 1000大会優勝で、キャリア最大のタイトルとなった。19歳での優勝は大会最年少記録で、10代でツアー通算5勝を挙げるのはキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)以来の快挙となった。

 この日は相手のサービスゲームを5度破り、最初のサービングフォーザチャンピオンシップではブレークを返されたが、2ゲーム後にしっかりと仕留めた。

 先月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)では初戦敗退に終わったが、2週間前のシティ・オープン(Mubadala Citi DC Open 2023)ではWTA 500初優勝を果たすなど、これで北米ハードコートシーズンに入ってからは12戦11勝。試合後のスピーチでは「信じられない」と喜んだ。

 一方、ウィンブルドン準優勝のムホバも敗れはしたが、27歳の誕生日となる21日に自己最高の世界ランキング10位に浮上することが決まった。(c)AFP