アルカラスとジョコが決勝進出、タイトル懸け激突 W&Sオープン
このニュースをシェア
【8月20日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2023)は19日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が決勝に進出し、タイトルを懸けて争うことになった。
ビッグサーバーのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と対戦したアルカラスは、マッチポイントをしのいで2-6、7-6(7-4)、6-3の逆転勝利を収め、2週連続でホルカシュを撃破した。
ジョコビッチは7-6(7-5)、7-5のストレートで第16シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を退け、激戦となったウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)決勝の再現となるアルカラス戦へ駒を進めた。
決勝に進出したアルカラスは、28日に開幕する全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)を世界ランキング1位を守って迎えることが決まった。
ジョコビッチ戦では、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)とマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)に続く今季3回目のマスターズ1000(ATP Masters 1000)優勝を狙う。決勝進出は今季8回目。20歳でのファイナリストは、19歳で決勝に勝ち上がった1991年のピート・サンプラス(Pete Sampras)以降では大会最年少となる。
対する36歳のジョコビッチは、優勝すれば1970年大会を35歳で制したケン・ローズウォール(Ken Rosewall)を上回り、オープン化以後では最年長のチャンピオンとなる。2018年と2020年に続く3回目の大会制覇と、最多記録を更新する39回目のマスターズ1000優勝も懸かる。(c)AFP