【8月19日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)は18日、昨季ナポリ(SSC Napoli)を33年ぶりの同国セリエA制覇に導いたルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)氏を代表監督に招聘(しょうへい)したと発表した。

 13日に電撃辞任したロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督の後任に就く。

 FIGCの発表によると、シーズン終了後にナポリを退任していたスパレッティ氏との契約は9月1日からとなっており、就任発表会見は同9日に行われる北マケドニアとの欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選前に行われることになっている。

 64歳のスパレッティ氏は、2021年に行われた前回の欧州選手権(UEFA Euro 2020)で優勝しながらもW杯カタール大会(2022 World Cup)で2大会連続の本戦出場を逃したアズーリ(Azzurri、イタリア代表の愛称)の再建を担う。

 5年間代表を指揮したマンチーニ氏は「個人的な意思決定」により辞任したとしており、サウジアラビア代表監督への就任がうわさされている。(c)AFP