【8月16日 AFP】ウクライナと国境を接するロシア西部ブリャンスク(Bryansk)州の知事は15日、ウクライナの破壊工作グループによる越境を阻止したと明らかにした。

 国境に位置する各州に対しては、ウクライナ軍による攻撃がこれまでにも報告されており、親ウクライナ派の武装勢力が領内に侵入することもある。

 ブリャンスク州のアレクサンドル・ボゴマズ(Alexander Bogomaz)知事によると、現場は国境から約3キロの村付近。ウクライナ側の集団による越境を、ロシア軍と治安当局が阻止したという。

 ボゴマズ氏はソーシャルメディアに、死傷者はいないものの、ウクライナ側の砲撃で家畜や工業施設の複数の建物に被害が出たと投稿した。

 先にはベルゴロド(Belgorod)州で、ロシアによるウクライナ侵攻開始以来最大規模となる越境攻撃が発生している。(c)AFP