【8月6日 AFP】男子テニス、ジェネラーリ・オープン(Generali Open Kitzbuhel 2023)は5日、シングルス決勝が行われ、元世界ランキング3位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は3-6、1-6でアルゼンチンのセバスティアン・バエス(Sebastian Baez)に敗れ、準優勝となった。

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 ティエムにとっては約3年ぶりの決勝で、しかも今大会は母国オーストリアでの開催だったことから、バエスは試合後のインタビューで「みんなドミに優勝してほしかったはずだから申し訳ない」と謝った。

 29歳のティエムは2020年に全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)を制した後、手首のけがの影響で昨年には世界ランク352位まで後退。現在は同116位まで戻してきているが、この日は3時間半の激闘となった準決勝のラスロ・ジェレ(Laslo Djere、セルビア)戦からの疲れが見え、80分であっさりと敗れた。

 それでも、大会後には世界トップ100に復帰する。コルドバ・オープン(Cordoba Open 2023)に続く今季2勝目(通算3勝目)を挙げたバエスはトップ50入りを果たす。(c)AFP