【8月5日 CGTN Japanese】中国南西部の雲南省(Yunnan)怒江リス族自治州にある貢山トールン族ヌー族自治県(以下「貢山県」)の森林保護員がこのほど、巡回中に珍しい蘭(ラン)の花を発見しました。中国科学院昆明植物研究所の専門家の鑑定により、それは中国国家一級重点保護植物である「暖地杓蘭」(Cypripedium subtropicum)だということが確認されました。

 この花は熱帯アジアの北縁に残るアツモリソウ属の中でかなり原始的な種類で、中国の有名なラン科植物分類学者の陳心啓氏と郎楷永氏が1986年に発表した「植物分類学報」に出た新種で、モデル標本はチベットの墨脱(メトク)県から採集されたということです。その後、雲南省の南東部、広西チワン族自治区の西部とベトナム北部の境界地域でも分布が発見されましたが、個体群数は少なかったです。

「国際自然保護連合絶滅危惧種レッドリスト」では、危険性が高い植物と指定されています。今回、貢山県では7株発見され、うち4株が成体で、2株が開花しています。残る3株はまだ苗です。スタッフらは発見された7株について、発見した場所で保護措置を取っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News