【7月30日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)に出場するモロッコ代表のヌハイラ・ベンジナ(Nouhaila Benzina)が、30日に行われた韓国戦で大会史上初めてヒジャブを着用してプレーした選手となった。

 モロッコ国内のクラブでプレーする25歳のベンジナは、韓国戦に先発出場して歴史に名を刻んだ。W杯初参戦のモロッコは1‐0で勝利し、大会初勝利を飾った。

 国際サッカー連盟(FIFA)はそれまで選手の安全上の懸念のためヒジャブの着用を禁止していたが、約10年前にこれを解除していた。(c)AFP