中国女子大生に4年間送金を続けた「あしながおじさん」が判明
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【7月28日 CGTN Japanese】中国北西部の甘粛省蘭州大学を卒業した女性の呉玉其さんは21日、大学時代に毎月1000元(約2万円)を黙々と贈ってくれた親切な人と面会する希望をついにかなえました。意外にもこの謎の「あしながおじさん」は高校時代の親友の父親でした。
23歳の呉さんは蘭州大学電子情報学科で4年間学びましたが、2019年9月から今年6月に卒業するまで毎月1000元の送金を受けました。呉さんは名門・復旦大学の修士課程に推薦入学することが決まっています。
呉さんは、4年間にわたり密かに支援してくれた親切な人を探し出したいと思っていましたが、得られる情報は銀行口座に振り込んだ人が張少民という名であることだけでした。呉さんはこのほど、メディアの記者の力を借りてようやくこの張少民さんを探し当てました。思いもよらなかったことに、張少民さんは高校時代の同級生だった張鴻敏さんの父親でした。
張少民さんは2019年、ニュースによって自分の娘の親友の呉玉其さんが幼い頃に父親を失い、母親が悲しみのあまり聴力を失ったことを知りました。しかし、呉玉其さんは生活の困難に直面しても常に強く楽観的で、2019年には優秀な成績で蘭州大学に入学しました。張さんは、若いのにしっかりしている呉さんに感動して、娘と妻の了解を受けた上で、毎月1000元の生活費を支援することにしました。張さんは、呉さんが大学での学業を順調に全うすることを望んでいました。
呉さんは21日午後、母親に付き添われてお礼を言うために張さんの会社に行きました。呉さんは張さんに深々とお辞儀をして、「おじさん、本当にありがとうございます!」と言いました。4年も遅れた感謝の言葉でした。呉さんは、両親が都会に働きに出たために、生まれ故郷の農村に取り残されている「留守児童」を助けるボランティア活動に参加しています。呉さんは、愛のバトンをつないでいきたいと心境を語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News