(写真=クチェン)(c)KOREA WAVE
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【07月25日 KOREA WAVE】電気料金が昨年3回、今年上半期2回引き上げられた韓国で、節電型家電を求める消費者が増えている。特に今年の夏は、過去にない猛暑と梅雨で電力消費量が増える傾向にあり、効率的なエネルギー使用を支援するスマート家電が注目されている。

家電業界は節電型・低電力・高効率などの特徴を前面に出して消費者の視線をとらえている。

「クチェン(Cuchen)」は、熱エネルギー損失を減らすスマート自動節電機能と「サーモガード」を炊飯器に適用した。サーモガードはセンサーの周りにある隙間を塞ぎ、熱気が外部に漏れるのを遮断する。同社の研究所が内釜の外側温度を時間別に測定した結果、これまでのIH炊飯器に比べ、断熱効果が26%高まったという。

(写真=キャリア)(c)KOREA WAVE
(写真=キャリア)(c)KOREA WAVE

「キャリア(CARRIER)」は先月、エネルギー消費効率に優れた空間オーダーメード型除湿機を発売した。同製品は24時間稼動しても電気代の負担が少ないという。

(写真=シニル)(c)KOREA WAVE
(写真=シニル)(c)KOREA WAVE

猛暑で冷房使用が増加するなかにあって、低電力で冷房効果を極大化するエアサーキュレーターも人気だ。

「シニル(SHINIL)電子」は5月、高性能BLDCモーターを装着し、高速直進性の風で室内空気を素早く循環させる2023年型エアサーキュレーター「エアS9」を発売した。

この製品はエアコンとあわせて使用する場合、冷気をより広く拡散させ、冷房効果を極大化させる。

(写真=キトゥラミ)(c)KOREA WAVE
(写真=キトゥラミ)(c)KOREA WAVE

必要な空間だけを適切に冷房する高効率窓型エアコンの需要も増加している。

ボイラーメーカー「キトゥラミ(KITURAMI)」は今年4月、冷房性能を改善した2023年型窓型エアコンを発売した。室内温度に応じてコンプレッサーの回転数を自動調節する低騒音デュアルインバーターコンプレッサーを適用した。

(c)KOREA WAVE/KOREA WAVE/AFPBB News