【7月25日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)は24日、グループFの試合が行われ、ブラジルはアリ・ボルジェス(Ary Borges)がハットトリックを達成するなどし、4-0で初出場のパナマから大勝発進を飾った。

 これまでW杯全8大会に出場しているものの優勝経験がないブラジルは、23歳のボルジェスが3ゴールを挙げると、同選手のヒールパスのアシストからベアトリース(Beatriz Zaneratto Joao)が得点した。

 同組のもう1試合ではフランスがジャマイカと0-0で引き分けたため、ブラジルが首位に立っている。

 一方グループHでは、2度の優勝を誇るドイツが、アラブ諸国としてW杯初出場を飾ったモロッコに6-0で圧勝した。

 前半、32歳の主将アレクサンドラ・ポップ(Alexandra Popp)の2ゴールでリードを奪ったドイツは、後半開始早々にクララ・ビュール(Klara Buehl)が3点目を挙げると、さらに2度のオウンゴールで加点し、終盤にはリア・シューラー(Lea Schueller)が6点目を決めた。(c)AFP