モスクワに無人機攻撃、2機撃墜 ロシア
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【7月24日 AFP】ロシア国防省は24日早朝、首都モスクワで無人機を使ったウクライナによる「テロ行為」を阻止したと発表した。セルゲイ・ソビャニン(Sergei Sobyanin)モスクワ市長は、市内の非居住用建物に被害が出たと明らかにした。
ウクライナはこの前日、黒海(Black Sea)に面した港湾都市オデーサ(Odesa)へのロシアによるミサイル攻撃を受け「報復」するとしていた。
ロシア国防省は、「モスクワ市内での無人機2機を用いたウクライナのテロ行為を阻止した」とし、「ウクライナの無人機2機を撃墜した。死傷者は出ていない」と発表した。
ロシア国営タス通信(TASS)は、1機は防衛省の近くに、もう1機は商業地区に落ちたと報じている。
ソビャニン市長は、午前4時(日本時間午前10時)頃に無人機攻撃があり、「非居住用」の建物に影響が及んだと話した。現場では救急隊が対応に当たっており、死傷者はいないとしている。
モスクワは今年、複数回にわたり無人機攻撃を受けており、5月には大統領府(クレムリン、Kremlin)も狙われた。(c)AFP