【7月23日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)は22日、グループDの試合が行われ、イングランドはハイチに苦戦しながらも1-0で勝利し、白星スタートを切った。

 欧州女王で、史上初のW杯3連覇を狙う米国の最大の対抗馬とされていたイングランドだが、ブリスベン(Brisbane)の4万5000人の観客の前で、今後に大きな課題を残す初戦となった。ジョージア・スタンウェイ(Georgia Stanway)のPKで先制したが、ボール保持とシュート数で上回りながら、守護神メアリー・アープス(Mary Earps)に助けられ、1点差を守り切った。

 一方、今大会がW杯初出場となる若手主体のハイチは、勝ち点1をもぎ取れる可能性もあったが惜しくも敗れた。

 グループのもう1試合でも、デンマークが1-0で中国に辛勝。90分に交代出場のアマリー・バンスガード(Amalie Vangsgaard)が決勝のヘディングシュートを決めた。(c)AFP/Andrew DENT