【7月22日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は21日、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)で初優勝を果たしたことについて、「信じられない」気持ちでいることを明かした。

 アルカラスは16日に行われたウィンブルドンの男子シングルス決勝で、通算7度の大会制覇を誇るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破り、自身2度目の四大大会(グランドスラム)優勝を成し遂げた。

 男女混合国別対抗戦ホップマンカップ(Hopman Cup 2023)が行われるフランス・ニース(Nice)で取材に応じ、「ウィンブルドンで勝ったなんて信じられない。ノバクを倒して優勝したなんて。実感するにはもう少しかかるかもしれない」と語った。

 この日はホップマンカップでベルギーのダビド・ゴファン(David Goffin)と対戦。「少し疲れている。それが正直なところだ」と明かし、ウィンブルドン後にラケットを握るのは初めてだったというが、4-6、6-4、10-8で勝利した。

 今大会後は、来月にマスターズ1000(ATP Masters 1000)のナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2023)とウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2023)に出場し、同28日開幕の全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)で大会連覇を目指すと明言した。(c)AFP