世界自然遺産の梵浄山で新種17種を発見 中国・貴州省
このニュースをシェア
【7月29日 Xinhua News】中国貴州省(Guizhou)銅仁市(Tongren)の梵浄山国家級自然保護区管理局はこのほど、同山が国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界自然遺産に登録された2018年以降、保護区内で計17種の新種が見つかり、368種が新たに記録されたと発表した。梵浄山の生物多様性の実態がさらに明らかになった。
同管理局科学研究教育管理科の李海波(Li Haibo)科長によると、保護区は科学研究モニタリングを強化し、種の保護を全面的に進め、クモ10種、カミキリムシ1種、小型獣2種、植物4種を発見した。
梵浄山は武陵山脈の主峰で、世界自然遺産の登録区域は775平方キロ。希少生物や絶滅危惧種、固有種が多く、貴州キンシコウや梵浄山モミの世界で唯一の生息・生育地となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News