【7月20日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)初日の20日、ニュージーランド・オークランド(Auckland)中心部で銃撃事件があった。クリス・ヒプキンス(Chris Hipkins)首相はW杯開幕戦は予定通り行うとし、同市に滞在中のチームも無事を報告した。

 事件は建設現場で発生し、2人が死亡、6人が負傷した。容疑者の男も死亡した。

 ニュージーランドサッカー協会(New Zealand Football)は「けさのオークランドでの事件にショックを受けている」としつつ、同国代表チームの選手とスタッフは「無事」だと発表した。

 事件現場近くのホテルに滞在しているノルウェー代表も無事で、「チーム内はいたって落ち着いている」とコメントした。前人未到の3連覇を狙う米国代表もオークランドに滞在しているが、同様に全関係者の無事を確認したと明かした。

 オークランドでは、夜にニュージーランド対ノルウェーの開幕戦が行われる。ヒプキンス首相は、政府はW杯を主催する国際サッカー連盟(FIFA)と話し合い、「国家安全保障上のリスクはない」として試合を予定通り実施することを決めたと説明した。(c)AFP