トランプ氏、議会襲撃でも起訴か 特別検察官から「捜査対象」通知
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【7月19日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領(77)は18日、2021年1月の連邦議会襲撃事件をめぐり起訴される見込みだと語った。政府の機密文書持ち出しでもすでに起訴されており、2024年大統領選に立候補しているトランプ氏にとって痛手となる。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」で、「気が狂ったジャック・スミス(Jack Smith)特別検察官」から、「大陪審のターゲット(捜査対象)になっているとする書簡」を16日に受け取ったと述べた。4日以内に大陪審に出頭するよう求められたという。
トランプ氏はターゲットとされたことについて、「ほとんどの場合、逮捕・起訴されることを意味する」と指摘。「これは魔女狩りであり、(2024年)大統領選への出馬を妨害するものだ。法執行機関を政治の武器として使うことに他ならない」と批判した。
トランプ氏が受け取ったのはターゲット・レターと呼ばれるもので、訴因は現時点では不明。受け取っても、必ずしも起訴されるとは限らない。(c)AFP