「より透明性を」 サッカー女子W杯で審判がVAR判定を説明
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【7月18日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のピエルルイジ・コッリーナ(Pierluigi Collina)審判委員会会長は18日、女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の試合で、審判がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定をスタジアムやテレビ視聴者にライブで説明することを発表した。これにより、VARのプロセスが「より透明化される」という。
この取り組みは今年モロッコで開催されたクラブW杯(2022 FIFA Club World Cup)や先月アルゼンチンで行われたU-20W杯(U-20 World Cup 2023)で試験的に導入されたもので、20日に開幕するW杯は初めて本格導入される主要大会となる。
コッリーナ氏は記者団に対し、この試験運用からポジティブなフィードバックがあったと明かし、「われわれはレフェリーが下した判定について、より透明性を持たせ、より理解してもらいたいと考えている」と述べた。
「審判団はすでに練習場で放送システムを使ってトレーニングを行っている。この新しいツールは非常にポジティブなものになると確信している」
VAR判定について、ファンは以前から透明性を高めるよう求めてきた。
今回の女子W杯の審判団は、ピッチ脇のスクリーンを確認後、判定とその理由、関与した選手、そして簡単な説明をマイクを通じて伝える。
一方でコッリーナ氏は、多くの審判が母語ではない英語で説明するために、余計なプレッシャーを受けることに不安はあると認め、「何事にも長所と短所がある。今後、何がベストなのかを議論し、検討していくことになる」と述べた。 (c)AFP