【7月17日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟ゴールドカップ(CONCACAF Gold Cup 2023)は16日、決勝が行われ、メキシコは途中出場のサンティアゴ・ヒメネス(Santiago Gimenez)が投入から数分後に決勝点を決め、1-0でパナマを下して最多記録を更新する9度目の大会制覇を遂げた。

ここ最近の失意から抜け出したいメキシコと3度目の決勝戦で初の優勝を目指すパナマの一戦は、スピード感のある肉弾戦となった。

こう着状態が続く中、ベンチスタートだったヒメネスは85分に投入された。その3分後、ヒメネスは中盤でボールを受けてドリブルでボールを持ち上がりペナルティーエリアに進入すると、左足のシュートを流し込んだ。

このゴールで、米ロサンゼルスのSoFiスタジアム(SoFi Stadium)に詰めかけた7万3000人のメキシコ寄りの観衆は、熱狂に包まれた。

メキシコは昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)でグループリーグ敗退に終わると、先月まで行われていた北中米カリブ海サッカー連盟ネイションズリーグ(CONCACAF Nations League)でも結果を出せず、ディエゴ・ココア(Diego Cocca)前監督を解任し、今大会ではハイメ・ロサーノ(Jaime Lozano)氏が暫定的に指揮を執っていた。(c)AFP