【7月14日 CGTN Japanese】北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議がリトアニアの首都ビリニュスで2日間の日程を終え、現地時間12日に閉幕しました。フランスのマクロン大統領はNATOが日本に連絡事務所を設置する提案に反対する意向を示しました。マクロン大統領は会議後の記者会見で、「NATOは北大西洋の機構であり、関連文書は『北大西洋』という地理的範囲を明確にしているが、日本は北大西洋に含まれない」と改めて強調しました。

 今年1月、NATOのストルテンベルグ事務総長は日本を訪れた際、東京にNATO連絡事務所を設置する構想を協議しました。日本メディアは、NATOはサイバー防衛などの分野で日本との協力関係を深めており、2024年に東京に連絡事務所を設置する計画だと報じました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News