【7月13日 CGTN Japanese】SNSへの複数の投稿によりますと、10日の上海発北京行き中国国際航空CA1524便が飛行中に激しい乱気流に遭遇し、大きな揺れが発生したということです。

 これについて、中国国際航空は11日、中国版ツィッター「微博(ウェイボー)」の公式アカウントを通じて、「CA1524便(エアバスA330-300)は飛行中に晴天乱気流に遭遇して機体が揺れた。乗務員と乗務チームは手順に従って対処し、乗客の安全を守るために万全を期した。この過程で乗客1人と乗務員1人がけがをした。午後5時18分に着陸した後、付き添いを手配してけがをした乗客と乗務員を病院に向かわせた」と発表しました。

 旅客機の揺れを引き起こした原因である晴天乱気流は、高高度の空を勢いよく流れる気流の渦です。晴天乱気流は肉眼で見えないだけでなく、既存の技術では旅客機のレーダーでも探知することができません。旅客機は予期できない激しい晴天乱気流に遭遇すると、上下に大きく揺れることになります。

 米国地球物理学連合の速報誌「Geophysical Research Letters」に6月8日付で掲載された英レディング大学のマーク・プロッサー氏が率いる研究チームの分析によりますと、世界では過去40年間に激しい乱気流が著しく増加したということです。

 同研究チームが1979~2020年の気候データを分析し、世界で最も忙しい飛行ルートの一つである北大西洋航路についてまとめたところ、同航路における強い乱気流の年間報告時間は、1979年の17.7時間から2020年には27.4時間に増え、40年間で55%も増加したことが明らかになりました。中でも、中程度の乱気流は37%増加し、70時間から96.1時間に増え、軽度の乱気流も17%増加し、466.5時間から546.8時間に増えたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News