【7月12日 CGTN Japanese】中国南部・湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)のチャリティー組織のボランティアが5日に死去した中国香港出身の人気歌手ココ・リー(李玟)さんが7年前に高齢男性のオレンジ売りを手伝ったエピソードをネット上に投稿し、注目されています。

 2016年の春節(旧正月、その年は1月31日)を前に、オレンジを売るため湖南省懐化市(Huaihua)から長沙市の街頭に来た76歳の男性は、降雪の影響で1万5000キロ余りのオレンジがなかなか売れず、春節を過ごすため実家に帰ることができない状況になっていました。雪の夜に屋台を出していた男性を目にした同市のチャリティー組織は、ネット上で広く情報を発信し、男性ができるだけ早くオレンジを売り切ることができるよう手伝ってほしいと呼び掛けました。

 番組収録のため長沙を訪れることになっていたリーさんはその情報を知るとすぐに長沙にいる姉に連絡し、男性の屋台に行ってオレンジを50キロ買い、さらに2000元(約4万円)を渡すよう頼みました。リーさんとチャリティー組織のボランティアの働き掛けで、1万5000キロ余りのオレンジは一夜にして売り切れました。

 リーさんは、オレンジを番組収録現場に持参し、視聴者やスタッフと一緒に味わいました。さらにオレンジ売りの男性への関心を呼び掛け、チャリティー組織のボランティアを通じて男性のその後の状況について把握するようマネジャーに依頼しました。

 長沙のチャリティー組織の投稿を見たネットユーザーからは「ココ・リーさんは、影響力があり、優しい心を持つ天使だ」としのぶコメントが寄せられました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News