【7月10日 CGTN Japanese】上海市浦東新区は8日に上海市内で開催された2023世界人工知能大会のスマート運転フォーラムで、企業3社による自動車15台に対して、同区初の運転者なしで走行できるコネクテッドカー道路テスト許可書を発給しました。許可を取得した自動車は、浦東区内の指定された区域でテストを実施できます。

 3社は同日午後、上海市内の浦東金橋コネクテッドカーテスト実証エリアで、運転手なしの自動車の路上走行テストを実施ました。このエリアは全国初の超大型都市中心市街地開放道路テストエリアであり、企業はここでそれぞれのシーンについてのテストや検証を行い、ビジネス化を加速させることができます。このような開放テスト道路は年内にさらに拡張されるとのことです。

 一方、北京市ハイレベル自動運転実証区作業弁公室は7日、同市内でのコネクテッドカーの「車内無人」運転のビジネス化試験区間を開放すると発表しました。北京市では現在までに、無人化テスト自動車は計116台、テスト総走行距離は約200万キロに達したとのことです。これまでにコネクテッドカーによる配車サービスを利用した累計注文件数は延べ150万を超え、好評率は95%以上に達しています。北京市ハイレベル自動運転実証区は今後、関連技術の反復試行と応用を推進し、高速道路、空港、鉄道駅などの重要な使用シーンの範囲を500平方キロメートルにまで徐々に広げていきます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News