【7月10日 AFP】ジャネット・イエレン(Janet Yellen)米財務長官は9日、4日間の中国訪問日程を終えるに当たり北京の米大使館で記者会見し、米中間には「大きな意見の隔たり」があるとしながら、中国政府高官との一連の会談は両国関係の「基盤強化」につながったと評価した。

 李強(Li Qiang)首相や何立峰(He Lifeng)副首相らとの会談は、2日間で計10時間以上に及んだ。

 イエレン氏は会談について「率直で中身を伴い、生産的なもの」だったと強調。「米中関係の基盤強化を目指すわが国の取り組みの一歩となった」とし、「今後はより頻繁に対話の場が持てるようになると確信している」と述べた。(c)AFP