実際の妻殺し事件が題材の映画「消えた彼女」がヒット 婚姻問題が改めて話題に
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【7月7日 CGTN Japanese】中国大陸では、実際の妻殺害未遂事件をモデルにした映画「消えた彼女」(中国題「消失的她」)がヒットしています。6月22日の公開以来、興行収入は27億元(約540億円)を超え、中国で最も興行収入の多い犯罪映画になりました。同作品は、夫が妻の遺産を得るために妊娠中の妻の殺害を図った物語です。
モデルとなった事件は2019年6月9日に発生しました。殺人の動機は妻の莫大な財産と保険金を得ることでした。夫の兪暁東は妻の王暖暖さんとタイに旅行に行き、同国のパーテム国立公園で王さんを高さ34メートルの崖から突き落としました。妊娠中の王さんは、赤ちゃんは助かりませんでしたが、自分の命を取り留めました。この事件はタイ現地で裁判となり、このほど結審した三審では、夫に懲役33年4カ月の判決が言い渡されました。
王さんは長期にわたる苦しいリハビリを経て正常な生活に戻り、インフルエンサーとして活躍しています。王さんによると、2人は2017年に結婚し、王さんは夫の賭けごとによる借金を返済し続けていました。最後に夫から200万(約4000万円)の借金の返済を求められた王さんは、その半額を負担することに同意しました。夫はその際、妻に保険をかけ、保険金の受け取り人を自分にしました。
映画がヒットしたことで妻殺害未遂事件が再び注目され、ソーシャルメディアのランキング上位に入りました。大勢の女性が結婚の目的、夫を選ぶ基準について議論しています。「ギャンブル癖のある人とは絶対に結婚してはいけない」「どんなに愛していても人格が劣る人とは付き合わないで」などのコメントもあれば、「個別の事件だ。勇敢に愛してこそ、人生を無駄にしない」といった声もあります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News