【7月1日 AFP】米南部は2週間にわたって猛烈な熱波に見舞われ、その影響で少なくとも13人が死亡した。当局が6月30日に発表した。米国ではカナダの森林火災による大気汚染も続いている。

 最多となる11人の死者が出たのは、メキシコ国境に近いテキサス州ウェブ(Webb)郡。

 ここ数日、南部の一部の都市では最高気温45度を記録。テキサス州ヒューストン(Houston)では道路の舗装がひび割れ、当局は市内に暑さを避けるための熱中症避難所を設置した。

 一方、カナダで発生した史上最悪規模の山火事による煙が南下し、米中西部から東海岸まで、多数の地域で今も大気汚染警報が出されている。(c)AFP