シフィオンテク、芝初戦で白星 序盤苦戦もフルセット勝ち
発信地:ベルリン/ドイツ
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【6月27日 AFP】女子テニス、バートホンブルク・オープン(Bad Homburg Open 2023)は26日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は5-7、6-2、6-0の逆転で世界ランキング58位のタチアナ・マリア(Tatjana Maria、ドイツ)を下し、2回戦に進出した。
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世界ランク1位のシフィオンテクは、アンフォーストエラーを重ねて第1セットを落としたが、その後の2セットでは計2ゲームしか落とさず、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)開幕を7月3日に控える中でグラス(芝)コートでの今季自身初戦を白星で飾った。
試合後には、「変わったプレースタイル」のマリアとの対戦は「やりづらかった」と振り返りつつ、「攻略できてよかった。芝で問題を解決できたのが何より大きいと思う」と話した。
シフィオンテクは先日の全仏オープン(French Open 2023)で連覇を達成するなど、直近の四大大会(グランドスラム)5戦で3度の優勝を果たしているが、これまで芝では安定して強さを発揮できておらず、同サーフェスでの通算戦績は7勝5敗。他のグランドスラムではいずれも4強以上を経験しているが、ウィンブルドンでの最高成績は2021年の4回戦となっている。
2回戦ではジル・タイシュマン(Jil Teichmann、スイス)と対戦する。(c)AFP