【6月27日 AFP】米国務省は26日、先週末に起きたロシア民間軍事会社ワグネル(Wagner)の反乱の際、駐モスクワ大使がロシア政府と直接連絡を取り、米国は反乱に関与していないと伝えていたことを明らかにした。

 国務省によれば、24日、リン・トレーシー(Lynne Tracy)大使がロシア当局に伝えた。さらにワシントンの当局者も、在米ロシア大使館に連絡した。いずれのルートでも、ロシア側に対し、モスクワの米大使館および駐在外交官の安全確保を求めたという。

 国務省のマシュー・ミラー(Matthew Miller)報道官は記者団に、ワグネルの反乱は「ロシアの内政問題であり、米国は関与しておらず、今後も関与しない」との米政府の公式見解を伝えたと説明した。

 米国は昨年2月のウクライナ侵攻開始以降、ロシアに拘束された米国人の解放を求める協議などを除き、対ロシア外交を最低限にとどめている。(c)AFP