【6月26日 Xinhua News】中国輸出入銀行は21日、銀行間債券市場で「一帯一路（Belt and Road）」国際協力推進と「一帯一路」インフラ建設支援を内容とする金融債券を発行した。

　総額150億元（1元＝約20円）で、1年物、3年物、10年物の3種。1年物が発行額60億元、発行利率2・0241％、応札倍率2・09倍。3年物が発行額40億元、発行利率2・3681％、応札倍率6・41倍。10年物が発行額50億元、発行利率2・8797％、応札倍率6・84倍。投資家が幅広く購入を申し込んだ。調達資金は同行の「一帯一路」の国際協力とインフラ建設関連の事業に投じられる。

　輸出入銀行は「一帯一路」共同建設イニシアチブ発表以来、政策金融機関として、資金需要に対応し、支援を続けている。今年5月末時点の「一帯一路」向け融資残高は2兆2千億元で、関係の融資先は140カ国を超えている。(c)Xinhua News/AFPBB News