【6月22日 AFP】競泳、男子バタフライのクリストフ・ミラーク(Kristof Milak、ハンガリー)は21日、2種目で連覇がかかる第20回世界水泳選手権(20th World Aquatics Championships)を欠場すると発表した。

 昨年、地元開催の第19回世界水泳(19th FINA World Championships)で、100メートルと200メートルのバタフライで金メダルを獲得したミラークは、「現在、肉体的にも精神的にも、私は世界最高の選手の中に入れる状態にない」と述べている。

 200メートルバタフライの世界記録保持者で、東京五輪では同種目の金メダルを獲得しているミラークは、所属クラブがフェイスブック(Facebook)に投稿した発表文の中で「とても重くるしい気持ちで決断を下した」とし、「どうしてこんな結果になったのか、自分でも納得いく答えを探している」と続けた。

 世界水泳は昨年のブダペスト大会を皮切りに、今年7月の福岡大会、来年2月のドーハ大会と19か月のうちに3回行われ、さらにその後はパリ五輪も控えている。

 ライバルであるケーレブ・ドレッセル(Caeleb Dressel、米国)やカイル・チャルマース(Kyle Chalmers、オーストラリア)は昨年、精神面での健康問題の闘いについて語っていたが、ミラークはそういったことは自身の問題ではないと強調した。

「とても深い谷だけれど、すべてが絶望を伴うものではないと強調しておきたい。自分はそれを受け入れたし、他のみんなも、アスリートのキャリアの中で一歩引いて充電し、そしてまた大きなチャレンジに備える。そういった時期があることを受け入れてくれるよう心から願っている」 (c)AFP