ソウルのある大型マートでラーメンを買い物かごに入れるお年寄り(c)news1
ソウルのある大型マートでラーメンを買い物かごに入れるお年寄り(c)news1

【06月22日 KOREA WAVE】韓国のチュ・ギョンホ(秋慶鎬)副首相兼企画財政相が最近、この1年で大きく上がったラーメンの価格をめぐり「適正に下げてほしい」と発言した。最近、国際小麦価格が下がったが、先月のラーメン価格は14年ぶりに最も大幅に上昇したのが背景だ。

2%台まで下がるのを目前にした消費者物価の上昇率とは違って、ラーメン価格は高止まりを続けている。ラーメンを含む加工食品の全体の物価上昇率は先月7.3%で、外食(6.9%)と外食を除く個人サービス(4.7%)の上昇率より高かった。

チュ副首相は今月18日、KBS「日曜診断」に出演し、ラーメン価格について「昨年9~10月に大幅に引き上げられたが、現在の国際小麦価格が1年前より約50%下がった。企業が小麦価格下落に合わせて適正に販売価格を下げてほしい」と要請した。

農心(ノンシム)ラーメンは昨年9月、出荷価格を11.3%引き上げると、オットゥギと三養(サミャン)食品もそれぞれ11%、9.7%値上げした。

統計庁国家統計ポータル(KOSIS)によると、昨年10月以後、10%台の上昇率を見せているラーメン価格は先月13.1%を記録し、14年ぶりに最高値を記録した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News