【6月12日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が11日、下部ツアー大会のサービトン・トロフィー(Lexus Surbiton Trophy 2023)で7年ぶりとなるグラスコート大会優勝を飾った。

 36歳のマレーは雨による3時間の中断も入った決勝で、ユーリ・ロジオノフ(Jurij Rodionov、オーストリア)に6-3、6-2で快勝。大会を通じてわずかに1セットしか落とさずにタイトルを獲得した。

 マレーは「完璧なグラスコートシーズンのスタートだ」と喜び、「大会へ行くときには子どもたちにいつも、今度はトロフィーを持って帰ってこられるかと聞かれていて、これまではそうならないことが多かった。きょうはテレビで見ていたと思うし、今夜はトロフィーを持ち帰りたい」と話した。

 世界ランキング44位のマレーは、次週ノッティンガム(Nottingham)で行われる下部ツアーのグラスコート大会に出場し、2回の大会制覇を果たしている7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)に向けて準備を進める。(c)AFP