マレー、マドリードOP初戦敗退 全仏出場には意欲
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【4月28日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は2-6、6-7(7-9)で予選勝者のアンドレア・ババッソーリ(Andrea Vavassori、イタリア)に敗れたものの、来月開催される全仏オープン(French Open 2023)の出場には意欲を示した。
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通算3度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るマレーは、世界164位のババッソーリにストレートで屈し、マドリード大会では初めて1回戦敗退に終わった。
2016年に準優勝を果たした全仏は、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に1回戦敗退を喫した2020年大会を最後に出場から遠ざかっているが、「単純に再び機会が訪れるかどうか分からないから、ぜひとも出たい」と述べ、「体の状態が良く、健康であると感じる限りは挑戦したい」とコメントした。
「ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)でタイトルを目指したいとも強く思っている。現実的な話に聞こえないかもしれないが、可能性はあると信じている。そこでしっかりとやりたい」
一方、予選勝者の綿貫陽介(Yosuke Watanuki)は6-3、6-3でコランタン・ムテ(Corentin Moutet、フランス)を破り、初戦突破を果たした。
ワイルドカード(主催者推薦)のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)も6-4、6-1でカイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)に勝利し、第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)との2回戦へ駒を進めた。(c)AFP