非常ドアが開放されたまま大邱(テグ)空港に着陸したアシアナ航空機(c)news1
非常ドアが開放されたまま大邱(テグ)空港に着陸したアシアナ航空機(c)news1

【06月12日 KOREA WAVE】韓国アシアナ航空機が非常ドアが開いたまま着陸した事故で、ドアを修理するのに約6億4000万ウォン(約6923万円)かかると、韓国国土交通省が推算していることがわかった。

済州(チェジュ)から大邱(テグ)に向かっていたアシアナ航空OZ8124便が先月26日、非常口レバーを回した男性によって大邱空港近隣上空213m程度で非常ドアが開けられ、そのまま着陸した。非常ドアと脱出用スライドの3つの部位で損傷が発見され、整備を受けている。

同省の調査によると、事故機種は内外の圧力差が低ければ非常口作動が可能だ。特に問題になった31A席は非常口と近く、着席状態でも乗客が偶発的に作動できると分析した。

アシアナ航空関係者は「現在、警察や国土交通省が調査を進めている。そのプロセスを見ながら求償権請求の可否を最終決定する」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News