アルカンジェロがベルモントS制す、女性調教師が3冠レース初制覇
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【6月11日 AFP】米国競馬のG1レース、第155回ベルモント・ステークス(155th Belmont Stakes、3歳、ダート約2400メートル)が10日、ニューヨーク州エルモント(Elmont)のベルモントパーク競馬場(Belmont Park)で開催され、ハビエル・カステリャーノ(Javier Castellano)騎手騎乗のアルカンジェロ(Arcangelo)が優勝。ジェナ・アントヌッチ(Jena Antonucci)氏は女性調教師として初めて3冠レースのタイトルを獲得した。
プリークネス・ステークス(148th Preakness Stakes、3歳、ダート約1900メートル)を制したナショナルトレジャー(National Treasure)が序盤トップに立ってバックストレートでも先頭を守ったが、ライバルたちが外から仕掛ける中、アルカンジェロは内を駆け上がった。
アルカンジェロは最終コーナーで内ラチ沿いを抜け出してトップに立つと、そのまま逃げ切って2分29秒23の勝ち時計をマークし、カステリャーノ騎手にベルモント・ステークス初勝利をもたらした。1番人気のフォルテ(Forte)が2着、タピットトライス(Tapit Trice)が3着に入った。
アントヌッチ調教師は、歴史的な勝利に驚きながら「今は現実をのみ込むのに必死。とにかく馬を誇りに思う」とたたえ、「チャンピオンのハートを持っている。そういう子。信じられない」と話すと、「私たちのためにすべてを出し切ってくれた馬に深く感謝している」と続けた。
カステリャーノ騎手は、メイジ(Mage)に騎乗して大会初優勝を飾ったケンタッキーダービー(149th Kentucky Derby、3歳、ダート約2000メートル)に続き、ベルモントステークスの初勝利も手に入れた。レース後には、家族と暮らすニューヨークでの勝利は格別だと喜び、「夢がかなった。今年の3冠レースを二つ勝てた自分は恵まれている。とても大きな勝利だ。ニューヨークに住んでもう22年になるからね」と明かした。
ケンタッキーダービーを制し、プリークネス・ステークスで3着に入ったメイジは出走を見送った。(c)AFP