50年ぶり復帰のフェラーリがPP トヨタは2列目 ルマン24時間
発信地:ルマン/フランス
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【6月10日 AFP】開催100周年を迎えた第91回ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race 2023)は9日、仏ルマン(Le Mans)のサルト・サーキット(Circuit de la Sarthe)で予選のハイパーポールセッションが行われ、フェラーリ(Ferrari)がポールポジションを獲得した。
イタリアの名門コンストラクターであるフェラーリは、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)参戦に専念するため、優勝9回の記録とともに1973年にルマンから撤退した。50年ぶりの復帰となる今回の予選では、不在の年月を吹き飛ばしてワンツーを記録し、ハイパーカークラスで2台のマシンをフロントローに並べた。
一方、大会6連覇を目指すトヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)は、通算20回目の優勝を狙うポルシェ(Porsche Team)と2列目を分け合うことを余儀なくされた。
10日に行われる決勝レースでは、米プロバスケットボール(NBA)のスーパースターとして知られるレブロン・ジェームズ(LeBron James)がスターターを務める。今レースは、全カテゴリーで計62台のマシンがスタートし、チケットは完売して史上最多30万人の観客が詰め掛ける。(c)AFP