【6月9日 AFP】韓国野球委員会(KBO)は7日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の期間中に飲酒していたことが発覚した代表選手3人について、「行動規定違反」により罰金処分と社会奉仕活動を命じた。

 処分を受けたのは、WBCで日本戦に先発した金廣鉉(Kim Kwang-hyun、キム・グァンヒョン)、李庸燦(Lee Yong-chan、イ・ヨンチャン)、鄭哲元(Jeong Cheol-wong、チョン・チョルウォン)の3選手。金らは大会期間中に飲み歩いていたことが後に報じられ、謝罪に追い込まれていた。

 この問題を調査していたKBOは、金に罰金500万ウォン(約54万円)と80時間の社会奉仕活動、李と鄭には罰金300万ウォン(約32万円)と40時間の社会奉仕活動を言い渡した。

 今回のスキャンダルを受け、3選手は所属する各球団で2軍落ちとなった。

 金がプレーするSSGランダース(SSG Landers)は8日、AFPの取材に対し、同選手の昇格時期について話すのは「時期尚早」であるとし、「KBOの裁定はきのう下されたばかりで、われわれは多くのことを考慮する必要がある」と述べた。(c)AFP