二大国際機関が中国の2023年の経済成長見通しを上方修正
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【6月8日 CGTN Japanese】フランス・パリに本部を置く経済協力開発機構(OECD)は現地時間7日、最新の世界経済見通しを発表し、2023年の中国経済見通しを5.4%と、3月の予測から0.1ポイント引き上げました。これに先立ち、世界銀行も6日、最新の世界経済見通しを発表し、2023年の中国経済見通しを5.6%と、1月の予測から1.3ポイント引き上げました。
世銀は、東アジア・太平洋地域の経済成長について、中国の景気回復が域内において他の経済体の経済成長鈍化の影響を相殺したことから、同地域の2023年の経済見通しは2022年の3.5%から5.5%に上がると予想しています。
一方、OECDは米国の2023年の経済成長率を1.6%と予想しています。また、世銀によると、今年の米経済は1.1%の成長が予測されています。世銀は、米国の急速な金利高が新興市場や先進国にとって重大な課題となり、金融危機の可能性が高まっていると指摘しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News