【6月7日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は6日、クラブのレジェンドでもあるテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ(Paolo Maldini)氏が退任すると発表した。同氏はクラブの米国人オーナーとの緊張関係が報じられていた。

 ここ数日の伊メディアは、昨年8月にクラブを買収した米投資会社レッドバード・キャピタル(RedBird Capital)のジェリー・カルディナーレ(Gerry Cardinale)オーナーとの、特に選手の獲得方針における確執を報じていた。

 ミラン一筋で過ごした元イタリア代表のマルディーニ氏は、2009年に現役引退。2018年にクラブに舞い戻ると、昨年7月にはTDとしての役割で2年の契約延長をしていた。ミランは昨季通算19回目のリーグ制覇を果たし、今季は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)で4強入りを果たしていた。今シーズンのリーグ戦では4位に終わった。(c)AFP