【6月5日 AFP】サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からの退団が発表されたカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)と、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を退団するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、サウジアラビア1部リーグに加入する見込みとなった。

 サウジアラビア国営テレビのアルイフバリヤ(Al-Ekhbariya)は4日、35歳のベンゼマが港湾都市ジッダ(Jeddah)をホームタウンとするアル・イテハド(Al-Ittihad Club)と2年契約を結んだと伝えている。

 同局によると、リーグ王者アル・イテハドの会長らは「レアルとの記録的な移籍」でベンゼマとの「公式な契約を結ぶ」ために、スペイン・マドリードに入ったという。

 一方、関係者によるとアル・ヒラル(Al Hilal)の幹部は、3日にPSGでのラストマッチを終えたメッシとの契約を結ぶべくフランス入りした。

 アル・ヒラル側はメッシの父親で代理人を務めるホルヘ(Jorge Messi)氏と面会予定となっており、関係者がAFPに明かしたところによると、速やかな契約締結を目指しているという。

 ベンゼマとメッシは、昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)後にアル・ナスル(Al Nassr)に加入したクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と同じリーグに合流することが見込まれる。(c)AFP