シフィオンテク、51分完勝で全仏4回戦へ ガウフは16歳新星下す
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【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2023)は3日、女子シングルス3回戦が行われ、連覇を狙う大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-0、6-0のわずか51分で王欣瑜(Wang Xinyu、ワン・シンユ、中国)を下し、4回戦進出を果たした。
世界ランキング1位のシフィオンテクは、21本のウイナーを決めるなどして完勝し、2007年のジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)以来となる女子シングルス連覇にまた一歩前進した。これで今大会は計6セットプレーし、うち4セットを6-0で獲得。3回戦までに落としたのはわずか8ゲームとなっている。
次戦は準々決勝進出を懸け、ウクライナのレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)と対戦する。ツレンコは2019年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2019)女王ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)に6-1、6-1で快勝した。
また、準決勝で激突する可能性のあった、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)覇者で第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は、体調不良のためサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)との3回戦を棄権し、シフィオンテクにとっては決勝に進出しやすい状況となった。
昨年準優勝で今大会第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は6-7(5-7)、6-1、6-1の逆転で16歳のミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)の快進撃を阻み、16強入りを果たした。4回戦ではアンナ・カロリーナ・シュミドローバ(Anna Karolina Schmiedlova、スロバキア)と顔を合わせる。
第7シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(Olga Danilovic、セルビア)に4-6、6-4、6-2で逆転勝ちした。(c)AFP/Dave JAMES