ジョコ、アルカラスが全仏16強入り ルブレフは大逆転で敗退
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【6月3日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2023)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)やカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が4回戦進出を決めた一方、世界ランキング7位のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は大会から姿を消した。
2度の優勝を誇る大会第3シードのジョコビッチは、第29シードのアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)に7-6(7-4)、7-6(7-5)、6-2で勝利。第1セットはサービングフォーザセットまで追い詰められ、第2セットもセットポイントを握られるなど苦しめられたが、ここまで1セットも落とさず14年連続の16強入りを果たした。
同じく14年連続の準々決勝進出を目指す4回戦では、ペルーのフアン・パブロ・バリジャス(Juan Pablo Varillas)と対戦する。
準決勝でジョコビッチと当たる可能性がある第1シードのアルカラスは、第26シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に6-1、6-4、6-2で快勝し、第17シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)との4回戦へ駒を進めた。ムゼッティは第14シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を6-1、6-2、6-4で破った。
一方、第7シードのルブレフは、ロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)に7-5、6-0、3-6、6-7(5-7)、3-6で逆転負けを喫し、敗退が決まった。
自身2度目の全仏オープン16強入りを果たしたソネゴは次戦、第11シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)と対戦する。ハチャノフはタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis、オーストラリア)を6-4、6-1、3-6、7-6(7-5)で下した。
四大大会(グランドスラム)初優勝を目指す第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)はディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)を6-2、6-2、6-3で退け、5年連続の4回戦進出。次戦は予選勝者のセバスチャン・オフナー(Sebastian Ofner、オーストリア)と顔を合わせる。(c)AFP/Jed Court