【6月2日 AFP】サッカー元スロバキア代表で、イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)などで活躍したMFマレク・ハムシク(Marek Hamsik)は1日、今季限りでの現役引退を発表した。

 現在はトルコ1部リーグのトラブゾンスポル(Trabzonspor)に所属する35歳のハムシクは会見で、「今季終了後にキャリアを終えることをお知らせしたい」と述べ、「簡単な決断ではないが、妻や子どもたちら家族とともに、ダディーは家に帰ると決めた。素晴らしい旅だった」と語った。

 ハムシクは母国1部リーグのスロバン・ブラチスラバ(SK Slovan Bratislava)でキャリアを開始。2004年に17歳でイタリアへ渡ると、2007年に移籍したナポリでは12シーズン在籍し、クラブ史上最多の公式戦520試合に出場した。

 トラブゾンスポルには2021年6月から加入し、昨季は38年ぶりのリーグ優勝を果たす原動力の一人となった。

 スロバキア代表では主将を務め、どちらも同国歴代最多となる136試合出場と26得点をマーク。2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)と2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)では、チームの16強入りに貢献した。(c)AFP