中国の一部青少年 宿題などで睡眠不足
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【6月4日 CGTN Japanese】中国社会科学院などはこのほど、中国の青少年の健康に関する研究報告書を共同で発表しました。同報告書は、世界保健機関(WHO)の学齢期児童の保健行動を研究するための行動変容ステージモデルを採用し、中国の国情と青少年の健康現状を結びつけて13の省・直轄市に住む青少年を対象にアンケート調査を実施した結果をまとめたものです。
調査結果によりますと、中国の青少年の全体的な状況は良好ですが、一部の学生には運動の時間や強度の不足、睡眠時間の不足などの問題があるということです。
運動に関しては、中国の青少年が1週間に1時間以上の運動をする平均日数は2.5日です。一方で、全く運動をしない人も約10%いて、ネットサーフィンや宿題などで椅子に座る時間が長くなっています。
睡眠に関しては、中国の青少年の平日夜の平均睡眠時間は7.7時間で、一般的な最低基準である8時間を下回っています。一方、休日夜の平均睡眠時間は9.4時間と、妥当な範囲内にあります。また、中国の青少年は夜遅くまで起きる割合が高く、午前0時以降に就寝する青少年の割合は6.3%に達し、睡眠不足の問題が際立っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News