【3月7日 CGTN Japanese】最新の統計によりますと、中国では約3億人が不眠の症状に悩まされています。そのうち、若い人が占める割合はますます高くなり、中高年者の多くは睡眠薬に頼っています。

 中国国家衛生健康委員会によりますと、中国では約3億人に不眠の症状があり、その数は人口総数の20%を占めています。各種の睡眠障害を抱える人は全体の38%を占めており、女性の睡眠効率は男性の1.4倍から2倍になります。このほか、ますます多くの研究結果から見ると、不眠症状の原因には焦りと抑うつが挙げられます。抑うつ症状のある人は往々にして焦りを伴っており、抑うつと焦りは互いに影響し合い、共存するものだということが分かりました。

 人間の睡眠時間は平均して6.5時間あれば十分だと国際的に広く認められています。しかし、児童の成長にはもっと長い睡眠時間が必要で、12時間でも問題ありません。一方、高齢者は睡眠時間が短く、5時間から7時間あれば十分です。もし、起きた後、目覚めがよく、考え方がはっきりしているなら、睡眠時間が6.5時間以内でも構いません。個人の状況に合わせて判断することが必要です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News