【5月31日 AFP】ボクシング、WBO世界スーパーウエルター級暫定王者のティム・チュー(Tim Tszyu、オーストラリア)は31日、犬にかまれて手術が必要になったものの、来月予定されている防衛戦は行われると主張した。

 3月のタイトルマッチでトニー・ハリソン(Tony Harrison、米国)に勝利して王座を獲得したチューは、6月18日にカルロス・オカンポ(Carlos Ocampo、メキシコ)を相手にタイトル防衛に臨む予定となっている。

 しかし、元スーパーライト級世界王者コンスタンチン(Konstantin Tszyu)氏を父に持つチューはこの週末、犬にかまれて右前腕に裂傷を負い、26針も縫ったと報じられた。

 それでもチューは自身のインスタグラム(Instagram)アカウントにチワワの写真を投稿。「心配しないで。第2ラウンドが近づいてくる」「週末にちょっと事件があったが大丈夫」「6月18日、頑張ろう」と、試合が危うくなることはないと主張した。

 チューのマネジャーも、試合は計画通りに開催されると地元メディアに話している。

 チューは今年1月、同級4団体統一王者のジャーメル・チャーロ(Jermell Charlo、米国)との対戦が予定されていたが、王者が練習中に左手を骨折したため試合が延期されていた。オカンポとの試合は、チャーロ戦に向けた調整試合となっている。(c)AFP