シフィオンテクが初戦突破、16歳アンドレーワもGS初勝利 全仏OP
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【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2023)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードの前回女王イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-4、6-0のストレートでクリスティーナ・ブクサ(Cristina Bucsa、スペイン)を下し、2回戦に進出した。
女子では16年ぶりの大会連覇を目指すシフィオンテクは、序盤につまずいたが立ち直って勝利した。世界ランキング1位だが、今大会の結果次第ではアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)かエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)にトップを明け渡す可能性がある。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)覇者で第4シードのルバキナは、10代のブレンダ・フルビルトバ(Brenda Fruhvirtova、チェコ)に6-4、6-2で勝利し、シフィオンテクへのプレッシャーをかけ続けている。
また、昨年のウィンブルドンと全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)で準優勝した第7シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)も、6-4、6-1で前週WTAツアー初優勝を飾ったルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti、イタリア)に快勝した。
ロシア出身の16歳で、予選を勝ち上がってきたミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は、四大大会(グランドスラム)本戦デビューでアリソン・リスク・アムリトラジ(Alison Riske Amritraj、米国)に6-2、6-1で勝利した。
前回ファイナリストで第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は、苦しみながらも3-6、6-1、6-2でレベッカ・マサロバ(Rebecca Masarova、スペイン)を退けたが、2021年大会女王で第13シードのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)は2-6、4-6でレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko、ウクライナ)に敗れ、2年連続の初戦敗退となった。(c)AFP/Dave JAMES