【5月31日 AFP】南米コロンビアで、搭乗していた飛行機がアマゾン(Amazon)密林地帯に墜落し、1か月にわたり行方不明になっている先住民の子ども4人について、同国軍は30日、新たな足跡などが見つかったことから、発見は「非常に近い」との認識を示した。

 13歳、9歳、4歳、1歳のきょうだい4人を乗せた軽飛行機は1日、同国南東部の密林地帯に墜落。同乗していた母親とパイロット、先住民指導者の大人3人はいずれも死亡が確認された。

 捜索隊を率いる軍幹部によると、28日、最年長の少女のものとみられる足跡が見つかった。親族によると、少女はジャングルについての知識が豊富だという。

 さらに、子どもたちが休憩していたとみられる場所や、食べかけの果物も見つかった。軍幹部は、「4人が生存していることと、(発見が)非常に近いことが確認された」と説明。捜索隊は現在、範囲を20平方キロ程度に絞って探している。(c)AFP