ジャリーがディミトロフ破りジュネーブOP優勝 全仏へ弾み
発信地:ジュネーブ/スイス
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【5月28日 AFP】男子テニス、ジュネーブ・オープン(Gonet Geneva Open 2023)は27日、シングルス決勝が行われ、伏兵ニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)が7-6(7-1)、6-1で大会第4シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を下して優勝し、28日に開幕する全仏オープン(French Open 2023)に弾みをつけた。
世界ランキング54位のジャリーは、準々決勝で大会2連覇中だった世界4位のキャスパー・ルード(Casper Ruud、デンマーク)、準決勝で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を破って勝ち上がると、3日連続の金星でキャリア3勝目を挙げた。
一方、元世界ランク3位のディミトロフは、2017年のシーズン最終戦ATPファイナルズ(ATP Finals 2017)以来となる優勝のチャンスを逃した。
ジャリーは「とても素晴らしい一週間だった。開幕からここまで、ミスもキャスパーとの試合の1ゲームしかなかった」とコメントし、トロフィーを手にして向かう全仏オープンへ「大きな自信になった。やるべきことは分かっているし、もう少し頑張らないといけない」と意気込んだ。(c)AFP