【5月26日 CGTN Japanese】中国湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)漢陽区教育局が25日に発表した通達によると、5月23日午後1時50分、同区にある小学校「弘橋小学」月湖キャンパスで同校1年生の児童が、同校の教諭が運転していた車にはねられ負傷し、病院に搬送されたところ死亡が確認されたということです。

 事故発生後、同校の校長は免職処分を受けたほか、漢陽区教育局は警察などの部門と共同で特別調査チームを立ち上げ、事故調査を徹底しています。一方で、漢陽区教育局は、保護者と社会に向けて謝罪文を発表しました。教諭は刑事拘留され、さらなる調査を受けることになっています。

 中国の小学校では、登下校の時間帯に専門の警備員が校門で勤務するなど、校内安全は最も関心が寄せられる問題の一つです。この事故については、情報が発表されるとすぐに話題となりました。これを受け、中国の教育部門は、学校の安全上の潜在的な問題の調査と取り締まりにさらに力を入れ、学校における安全措置をより強化する方針です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News