【5月25日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2023)は24日、第17ステージ(ペルジーネバルスガーナからカオルレ、197キロ)が行われ、チームDSM(Team DSM)のアルベルト・ダイネーゼ(Alberto Dainese、イタリア)がスプリント勝負を制した。総合首位はイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)が守った。

 チーム・ジェイコ・アルウラ(Team Jayco AlUla)のマイケル・マシューズ(Michael Matthews、オーストラリア)が残り400メートルの最後の直線に入って先頭に立ったが、ダイネーゼが詰め寄る中、バーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)のヨナタン・ミラン(Jonathan Milan、イタリア)も激しい勢いで追い上げ、この3選手が並んでフィニッシュラインを通過。ダイネーゼは僅差で勝利を収め、昨年大会に続くステージ制覇を遂げた。

 トーマスはトラブルに見舞われることなく、総合2位につけるUTE(UAE TEAM EMIRATES)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)との18秒差、同3位につけるチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)との27秒差を守っている。(c)AFP